mabots' blog

知のレバレッジを最大化せよ (旧はてなダイアリーから移転しました。)

行動ターゲティング広告のカラクリが確証をもって明らかに

クッキーとかで情報を抜いたり、ツールバーをインストールしなくても、そのユーザーがよく見るWEBサイトとかの傾向から最適な広告を割り出し、表示する行動ターゲティング広告楽天社やドリコム社が提供していましたが、そのカラクリが一部は指摘されていたものの、確証をもって明らかになったようです。訪問済みリンクの色を判別して、そのサイトを訪れたかどうかを判定することができてしまう件はFirefoxのbugとしても指摘は受けていますが、こちらについての明確な方針は定まっておらず、考え方によっては、悪用される可能性もある手口でもあり、ネットユーザーのリテラシを構成する基礎知識としてあらためて認識する必要があります。(同様の広告や情報サービスはこれから増えていくと思います)

 楽天ad4Uの実際の広告を調べてみたところ、Flashオブジェクトの中に数千個の隠しリンクが埋め込まれており、JavaScriptによってそのリンクの訪問の有無を調べ、どんなカテゴリーのサイトに多く訪問しているかを集計し、そのカテゴリーの広告を表示するようになっていた。

ソース:
行動ターゲティング広告はどこまで許されるのか
http://it.nikkei.co.jp/internet/news/index.aspx?n=MMITbe000015102008