ここ数年で、クレカの表面還元率が 2 -> 1.5 -> 1.25 -> 1.0 % とクレカ種別を問わず軒並み改悪されてきた。年間の使用レンジごとにかつての高還元率系や、還元傾向の高いプラチナカード、新規獲得に力をいれるカードのグラフ化をしてみた。
グラフ
表
合成ポジションの検討
- 600万 の合成 = 4M SMBC gold (6) + 2M 1%還元カードやリクルート(2/2.4) = 8/8.4 ※0.8/1.2万くらい得
- 800万の合成 = 4M SMBC gold (6) + 4M apolloやリクルート(4.8) = 10.8 ※1万くらい得
- 1100万の合成 = 4M SMBC gold (6) + 7M apolloやリクルート(8.4) = 14.4 ※ jaccs platinum とほぼ同じで旨味ほぼない
考察
- 100 - 400 万のレンジで smbc gold NL の還元率がボーナスポイントで換算1.5%となり利潤が最大化する。ただ新規獲得狙いの永続性の無さや 550 万以上の利用を懸念するならとりあえず今持っているカードから 100 - 400 万の商流を流し、ボーナス付与ルールの改悪に注視しながら撤退条件を定めて合成ポジションを作るのもよいだろう。なお、カード利用が 1000 万程度あるならば手間になるのではじめから高還元率プラチナカードに寄せて使うほうがタイパはよいだろう。
- 450 - 600 万のレンジだと、現在 1% 還元率カードを使っていれば、リクルートカードと、apollostation the platinum が利潤差分が1万程度に大きくなる。この2つは表面還元率が 1.2% と同様だがコンシェルジュ・2名ディーナー半額などフルサービスのプラチナカード特典を考えると、年間カード利用料が 300 万を確実に超える使い方をするユースケースならば、apollostation the platinum のほうがプラチナ特典分、得な人が多くなるのではないか..?
- 700 万を超えだすと、還元率が 1.5% (前年度 300万利用必要) と高い jaccs platinum が他を制し始める。ただし加入初年度は 1% 還元率のため、仮に 800 万使うとしても apollostation the platinum に初年から入った場合との差額( 0.2 vs 1.8 万) を回収するには ~9 年ほどかかる。
- AMEX の宿泊権利 (フリー・ステイ・ギフト) をニューオータニ 2.6 ハイアット金沢 3 ハイアット京都 8.6 万から概ね 3 万を獲得ボーナス金額換算見積もりとした。ハイアット京都が権利リストに乗りつづけていて宿泊しうるならば 1100 万の区間まで +5.6 万となり、ダークホース的に大幅に得する。
その他