iPhone お引越しガイド
諸事情で iPhone の引っ越し作業を週二回したが、そのコツをまとめておく。「iPhoneから移行」すれば、PC 不要・iClound も不要だ。
事前準備編
- まともな WiFI 環境
- SIM 取り出し用のピン
- モバイルバッテリーなどの電源2つ
手順編
- 新端末と旧端末の iOS バージョンを最新にして揃えておく。さもなくば移行プロセスが長時間化する。
- 旧端末の不要データを消しておくと移行プロセスが多少早くなる。とくにダウンロード可能な音楽関連のデータや写真・動画
- 新端末をリセットする
- 新端末・旧端末ともまともな WiFI につなぐ
- 電源を2つとも供給しておく
- 端末を近づけると移行プロセスがはじまるので 「iPhoneから移行」する
- 顔認証などの生体認証はやっておく。このあと何回も聞かれるので。
- 移行プロセスが完了したら旧端末を消去することをすすめられるが、ここではまだ消去しないこと <<ココ大事>>
- 一通りアプリダウンロードが終わるのを待つ (ここで Wifi 必要)
- 待ってる間に APN 構成プロファイルを新端末にいれ(格安SIMの場合)、SIMカードを差し替えておく。ダウンロード完了後に4G/電話/SMSの疎通確認
- ApplePay クレジットカードを移植する。おそらく新端末でそのまま使えるはずだが・・
- ApplePay Suica とモバイル Suica アプリを移植する。旧端末でカードを消せば、新端末に追加できるようになる。旧端末が消去されてると詰むか時間かかる。
- MFA アプリ (Multi-Factor Authentication (多要素認証)、Google Authenicatorなどのワンタイムパスワードジェネレーター) を旧端末からエクスポート機能を立ち上げて移植する。ネットバンキングでもパスワードジェネレータアプリを使っていれば必要になるかもしれない。旧端末が消去されてると詰むか時間かかる。
- 一部アプリ起動時 (Amazon/Google/Facebok etc )に別端末や SMS でログイン試行を試す場合があり、旧端末で MFA する必要があることがある。旧端末が消去されてると時間かかる。
- ネットバンクなどでスマートフォンの生体認証を使っている場合は、旧機種もあわせて移行手続きをしないと、詰むかしばらくネットバンクなどが使えなくなる。
- AppleWatch 接続先が切り換わったか確認
- 新端末のアプリでひととおり支障がないことを確認する。
- 旧端末廃棄の場合は、旧端末で Apple ID ログアウト、削除。また、iCloud バックアップの旧端末分を削除して容量を節約