mabots' blog

知のレバレッジを最大化せよ (旧はてなダイアリーから移転しました。)

mixiとかにfriendfeed食わせるとすごいクレーム受ける件から

friendfeed, tumblr, twitter, facebook等を相互に連結していたりとかしていると、だんだん自分のソーシャル活動?の更新頻度の期間が短くなってくると思います。
friendfeedなどでは更新間隔は数十分/回とかの頻度なので、このfeedをたとえばmixiに食わせると他のmixiの人の更新頻度は1回/日とかなので頻度が高い人のfeedで埋め尽くされてしまう問題があるということです。アクティブネスの格差が広がれば広がるほど裾野のユーザーがいなくなるという矛盾です。このため友達フィードの取得時のフィルタリング条件を友達リレーションごとに設定できるようにする、という要求が発生します。
(twitterもfollowひたすらしていくと、とある人が大量に更新してそれで他の重要な情報が埋もれてしまう可能性があるので、似たようなケースはあると思います。)
まぁそんなことを考えているとSNSの競争優位性って、外部にAPIを公開した友達リレーションの保持、管理、と、その優先度やフィルタリング条件を柔軟にカスタマイズできるかどうかにかかってくるような気がします。外部に友達リレーション公開してしまえば競合優位性は保てますが(みんな外部性を確保した既存の友達リレーションを使いたいから)、サイト運営側としてはやたらAPIリクエストが大量にくるけどサイトの広告トラヒックはあんま稼げないという収益上のジレンマがあります。
結論としては、クローズドなWEB上のアプリに終始するのではなく、トラヒックの外部性をいかに信じてファイナンスしきれるかどうかでSNS的なサービスの存続って長期的には決まってくるんだなぁとか思いました。