micro blog + chat系サービス「Lingr」、「Rejaw」が終了。micro blog業界に淘汰・統合進むか
- http://www.lingr.com/
- "Lingr has stopped accepting new sign-ups effective immediately. From now until May 15th, you can continue to send new messages, and room owners can visit here to request export of your room data."
- http://rejaw.com/
- "Rejaw has stopped accepting new sign-ups effective immediately. From now until May 15th, you can continue to send new shouts, whispers, and replies, as well as request export of your private user data at http://rejaw.com/account/export"
詳しくは江島健太郎さんのcnetのエントリー
http://japan.cnet.com/blog/kenn/2009/05/01/entry_27022150/
5月末をもって、LingrとRejawの両サービスをシャットダウンすることになりました。いずれのサービスも、すでに新規サインアップは受付停止済み、5月15日までユーザデータのダウンロード依頼を受け付け、5月16日からは新規発言ができなくなり、5月末の完全停止までの間にデータをダウンロードしていただく段取りになります。
micro blogサービス業界?に統合・淘汰が進むのか
この動きを経てここ1-2年でいくつか台頭してきていたmicro blog系のサービスについても統合・淘汰が進むのでしょうか。micro blog系のサービスについては評価基準がトランザクション量と、アクティブユーザー数のみであって、蓄積されたデータについては査定が低くなる可能性があるので統合化が進むインセンティブは通常の、たとえばGlass Doorのようなアグリゲート型口コミサービスよりも高いといえるでしょう。
micro blogサービス業界の最大の事業課題
うまくいっている前提条件をつけた上でさらなる課題をいくつかあげるとしたら
- ファイナンスに成功しFCF獲得していたとしても、OCFがあげられずにFCFを食いつくしてしまう
- VCのベースとなっているfundの大量資金引き上げによる融資引き締めも想定される
- ユーザーをかこっていたとしても、大量のトラヒックによる過負荷
- データトラヒックからの収益モデルの確率がまだ? (バズトレンドの分析やマーケティング機能は提供できるもののそれをOCFに結び付けられるか)
といったことがあげられます。