11インチの iPad Pro + Magic Keyboard + Apple Pencilで過ごすことはや4ヶ月が経ったので所感をまとめる。
コストもはっきり言って高いし、セットだと Macbook 12 inch より重いから絶版となった Macbook が欲しくなったり、持ち運びの微妙なだるさから folio が欲しくなったり、結局 PC の代わりとして Macbook Pro と併用したりと色々課題ありだが、顧客への提供価値として考えてみる。
ここのところテレワークでテレカンすることも多いがこの構成は楽だ。開くだけで通信環境がセットアップされていて、煩わしいテザリングもいらないし、電池消費の効率が良いのでテレカンを Macbook Pro でしようものなら冷却ファンが回り、爆速でバッテリーがなくなるが、感覚値3倍は電池持ちする。大きめの USB PD 対応モバイルバッテリーであれば 1.5 回分は充電できるので、モバイルや自宅でいろんなところで気兼ねなく使う分では【電池と通信関連は本当にストレスフリー】だ。Netflix の CEO も Laptop ほとんど使っていないらしいという話を読んだが、できないことより出来ることや無駄を捨てて本質のみ追求する方向に思考を整理しやすくなるという心理的効果もある。
トラックパッドとキーボードの完成度は異様に高く、重さのデメリットを超えている。Macbook Pro でも画面をタッチスクリーンと勘違いして触ろうとしたり、Apple Pencil を Macbook Pro で使いたいなーとふと思ったりと Laptop の未来は確実に iPad がコンセプトを示している方向にある。ARM 系のプロセッサとタッチスクリーンと Apple Pencil に対応した Macbook がでるのか (それなんて Surface... )、それとも iPad OS が進化して燃費良くいろんなタスクを新しい UX でできるようにするのか・・ 2つの勢力はベースとする基盤とレガシーなアセットは各々異なれど、進化する先は一致していると思える体験はできる。
