背景
とあるサービスより、下記のような案内が送られてきました。
Windows10標準搭載のブラウザMicrosoft Edge(エッジ)を使って ( 省 略 ) を編集する際、 PC環境によっては接続エラーが発生する場合があります。 この場合、おそれいりますが ( 省 略 ) ご利用時の推奨ブラウザ Microsoft InternetExplorer11 または Google Chrome をご利用ください。
なぜ間違っているのか
根拠としては、http://logmi.jp/93308 の日本マイクロソフト株式会社 Windows本部 プロダクトマネージャー 春日井 良隆 氏が説明されたマイルストーンにあるように IE 11 は今後メンテナンスされないことがアナウンス済みのブラウザだからです。
IEに関してはバージョンは11です。この11はInternet Explorerの最後のバージョンとなります。 つまり、12というバージョンは今後出ません。 よほどのことがない限り。よほどのことって何かわかりませんが、よほどのことがない限りIE12は出ません。 もちろんセキュリティのアップデートは行っていきますけども、 新機能であるとかあるいはHTMLの新要素であるとかそういったもののサポートは IE11に関しては行われないとご理解いただければと思います。
どうすればよいのか
「Edge で動作する前提をもったサービスの改善をし、必要に応じて IE の古いバージョンサポートを切る」のが、あるべきアプローチかと思います。今後最新のアップデートが行われない (レガシーとなることが予定されている) Internet Explorer 11 を推奨するのは、利用者のセキュリティ *1や利便性に反してしまうからです。
*1:セキュリティアップデートは継続するとというアナウンスは有りますが、投下されるリソースを考慮した場合