「マルサの女」で語られるお金の感覚
自分の好きな「マルサの女」を懐かしくおもっていろいろ調べていたところ、下記のようなセリフに出くわしました。たしかにこの感覚、わかります、というか性癖なんでしょうかね。
合コンで20代年収1000万越えを指定されるスイーツ(笑)な方にはきっと一生かかってもご理解いただけないと思いますが・・・
伊丹十三監督のストイックな洞察力、執着心はものすごいものがありますね!! 尊敬!
「マルサの女」から引用:
「あんた金の貯め方って知ってるかい?
ここにグラスがある。上からポチョンポチョンと水が落ちてくるとしよう。水を金だと思えばいい。
あんたはとても喉が渇いている。すごく水が飲みたい。
ここで貧乏人は半分貯まった所で我慢できなくて飲んじゃう。ダメだね!それじゃ金は貯まらないよ。
俺たちは違うよ。水がグラス一杯になるまでどんなに苦しくたって待ってる。で、グラスが満杯になって、グラスの縁からこぼれてきた水滴を『ペロリ』と舐めて我慢するのさ」