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知のレバレッジを最大化せよ (旧はてなダイアリーから移転しました。)

クリーンディーゼルなベンツ VS ハイブリッドレクサス

日本ではディーゼルというとなんだか黒い煙をもくもくしつつ、二酸化炭素をもりもり排出してしまう社会の悪的な考え方があるかも知りないのですが、実は、欧州の一部の国ではすくなくとも半数以上のモデルがディーゼルだったり、排ガスも着々ときれいになって、二酸化炭素についてはガソリンよりもすくなく走れる、というメリットがあります。

そんな中、メルセデスベンツE320 CDI アバンギャルドに乗る機会があったので、同じクラスの環境性能を歌うハイブリッドレクサスGS450hあたりと比較しながら考えてみました。(CDIについては日本の排ガス規制をクリアしたものが12月から発売されています)
騒音についてレクサスは当然無音でした。が、ディーゼルのEクラスCDIも、社内にいたっては、通常のEクラスと同等の静寂性(静寂性だけで選ぶならレクサスですが)で、エンジンルーフをあけないとディーゼルかどうかわかんないかんじでした。加速性能についてもむしろ低速トルクについては、ガソリンよりも強力なのでは、というくらいのトルクがあり、ぎりぎりの高回転でまわすというような環境に悪い乗り方をしない分には十分でした。(高回転粋でもターボがついているのでトラックみたいに音と煙だけでてもっさりにはならずにトルクがでるはずです)

肝心の燃費ですが、どちらも公称燃費14-15km / lですが、ディーゼルCDIの場合は、実態としては軽油なので運用コストとしてもかなり安いです。(ただしディーゼルモデルはそもそもの欧州で高出力モデルとして設定されているので高価格な場合が多いです。)

もっともっと売れてもよいのでは、というインプレでした。環境性能という軸もふまえて車選びされる方は、ちょっとCDIも一考する価値はあるかもしれません。