mabots' blog

知のレバレッジを最大化せよ (旧はてなダイアリーから移転しました。)

WEBサービスの死

私が、WEBサービスを作ろうとおもって、構築PMをやりはじめて、三年近くがたとうとしている。
それまでは、SIPベースのソフトフォンを開発していたのだが、なんだか一般ユーザーに叱咤激励されながらサービスをつくっていかんとあかんなぁという思いから、たまたま機会があったので、違う会社で本腰をいれて作り出したのだ。

しかしながら、昨日、自らの手でまたひとつのサービスに死を与えた。私がここ最近携わったサービスの2/3が何らかの形で終止符を打たれている。
協力会社が途中でバックレて、他社の製品のバグ修正を自ら徹夜で行っていた経緯もあり、感慨もひとしおである。
サービスの死は多くの場合、携わった人たちの精神崩壊や引きこもり・ニート化、左遷、解雇、死などを伴い、非常に厳しい現実を突きつけられるものである。

サービスを企画するにあたって・・・
コミットメントの仕方としては、いわゆる構築・運用会社であって、われわれは、いくつでも、ベルファーレを建設することができるのだが、そこで魅力的なイベントを開催して、お客さんを集めてくる、いわゆるサービスのオーガナイザー的なキードライバーは、エンドユーザーの担当者の政治力によって握られている。ちまたの多くのサービスは「2.0でCGMでgooglemapでジャンジャンいきましょう!」というノリで作られるのだが、本当に作るのはわりとすぐにできる。

が、しかし

リリースした後に、おそらくサービス運営会社の営利にかなうようなそもそもの戦略が求められてくる。そのときが本当の本番なのである。