下記のようなリリースがでていたので、
ベンチャー企業の創出・成長に関する研究会は、本日、「ベンチャー企業の創出・成長に関する研究会 最終報告書」を取りまとめましたので、これを公表いたします。
いくつか数字になっているところをピックアップしてみました。数字と私の見解です。
- 「48%の人が起業して成功した人を尊敬」
- 半分の人はそうでもないんですね。成功したかどうかは別として、自律的な操業という点に価値があるとおもいます。
- 「71%のベンチャー企業が自社の人材確保について不十分という認識」
- まぁ人材不足とはいうものの、すぐれたBMをつくるのは少人数のボードメンバーでかんばりきんないとなんともならない気がします。
- 「公立高校のインターン実施率は62%」
- これはベンチャーとあまり関係ないような気もしますが、純粋にすばらしいことだとおもいます。なんのために働くのか、そのためにどのような訓練が必要か、丹念に若いうちからストイックに積み上げていくことが肝要ですね。
- 「96.6%の創業者が起業してよかった」
- 全部が全部いいことづくめではないけれど、納得の数字。一度しかない人生ですから。
- 「33%のベンチャーが海外進出」
- どの程度の売り上げ規模なんでしょう
- 「49.3%が公的機関に売り込み」
- 成約率高そう(83%)です。まだの人はぜひ
- 「VCは米国では独立系が83%だが日本は60.2%が金融機関」
- 金融機関では、おそらく若干レイトステージでの投資になりがちです
- 「日本のVCの1件あたりの投資額は米国の10分の1未満。」
- 圧倒的に金が流れてませんね。
- 48%のVCが金があれば投資する、といっています。
- 「96%のベンチャーが、数年前に比べて上場審査厳しくなったと回答」
- よかったような気もしますが、十分な資金供給の手段とボリュームも同時に必要
- 「大企業の85%は外部ベンチャーを支援していない」
- 米国の事例を見習ったほうがいいですね。ただ探すのにも内部コストかかりますが。。
報告書自体はこちら(100pくらいです)
http://www.meti.go.jp/press/20080430004/080430_houkokusho.pdf